魚焼きグリルの掃除って面倒じゃないですか?私は焼き魚は食べたいけど、そのあと魚焼きグリルを洗うのが面倒でついつい肉料理が多くなってしまっていました。
そんなとき、魚焼きグリルに使えるトレーの存在を知ったんですよね。それが高木金属のデュアルプラスオーブントースタートレー大型という商品です。私はこれを使うようになってから、格段に焼き魚の回数が増えました。
今回はデュアルプラスオーブントースタートレー大型を実際に使ってみて、便利な点と少し残念だなと思うところがあったので正直に感想を書いていきたいと思います。私と同じように本当は焼き魚をもっと食べたいんだけど、魚焼きグリルを洗うのは面倒だなと思っている方の解決策につながると嬉しいです。
デュアルプラスオーブントースタートレー大型はサンマも焼ける?
デュアルプラスオーブントースタートレー大型の大きさは縦24.8cm、横20.9cm、高さ2cmで魚焼きグリルに入れると少し小さめでした。高木金属のオーブントースタートレーには他にもサイズがあるのですが、魚焼きグリルに使うには、大型が一番ちょうどいいサイズになると思います。ちなみにうちのガスレンジは備え付けのものではなくて、ホームセンターで買えるような普通のものです。
実際に使ってみると、鮭の切り身は入れ方を工夫して何とか4切れ入るくらいです。横幅があと1cm大きかったらなと思ってしまいました。他に私が一番気になったのは、サンマは丸ごと焼けるのかということ。残念ながらサンマを4匹いっぺんに焼こうと思うと、やはりはみ出してしまいます。
私はそれでも強引に焼いていますが、サンマがはみ出ている分は下に油が落ちてしまうので、使い終わった後魚焼きグリルの掃除は少し必要になってしまいます。トレーを使わずに焼いた時と比べれば掃除は格段に楽ですけどね。
もしグリルの掃除が面倒だなと感じるなら、サンマの頭を切り落としてしまえばトレーからはみ出さずに焼くことができます。1匹だけなら斜めに置けば、頭を切り落とさなくてもそのままはみ出さずに焼けましたよ。トレーの縦があと3cm長かったらサンマも丸ごと焼けて完璧だったんですが、惜しいですね。
デュアルプラスオーブントースタートレーの耐久性
結論からいうと、デュアルプラスオーブントースタートレーの耐久性はあまりよくないです。フッ素加工がされているので、汚れは落としやすい方だと思います。
ですがフッ素加工のフライパンを想像すると、ちょっとがっかりしてしまうかもしれません。ガシガシ洗ってしまうと加工がはがれてしまいそうなくらい弱いので、私はミニたわしで優しく洗うように心がけています。本当はスポンジで洗ったほうがいいとは思うのですが、魚の油ってスポンジにつくと取れにくいので自己責任ででたわしを使っています。
それでも数か月使っていくと、どうしても汚れが落とせなくなってしまいます。下記の画像の丸で囲んだところを見てもらうとわかるのですが、黒い焼け焦げがとれない部分がだんだん増えていってしまいます。
実はこのトレーは2つ目なんですが、1つ目は1年ちょっと使ったところで全体的に黒いこげがついて落とせなくなってしまったので、同じものに買い替えました。800円くらいで買えるので消耗品と考えて使ったほうがいいかもしれませんね。
長く使いたいなら他のメーカーになりますが、鉄製の商品もあるのでそちらを選ぶという方法もあります。その代わり、重いしサビないように手入れも必要になるというデメリットがあります。値段もどうしても高くなってしまいます。実際、買い替えのときに鉄製にしようか少しだけ悩んだのですが、「油を塗ったりするのが面倒で使わなくなりそうだな。」と思ったのでやっぱり同じものを選びました。
デュアルプラスオーブントースタートレーの使用上の注意点
デュアルプラスオーブントースタートレーを実際に使ってみて、注意した方がいいなと感じた点がいくつかあったので、書いていきたいと思います。
油を引いてから使う
1つ目は油の少ない魚を焼く時には必ず油を引いてから使うこと。「フッ素加工されているから油はいらないかな。」と思ったんですが、油が少ない魚を焼くとどうしてもトレーにくっついてしまいます。せっかくきれいに焼けた魚がボロボロになってしまうのを避けるために、薄くでいいので油をひいてから使いましょう。
逆にサバやサンマ、トラウトサーモンなど油の多い魚を焼く場合は油を塗らなくてもきれいにスルッととることができるので、私は油をひかずに焼いています。
火加減に気をつける
2つ目は火加減です。私は最初にこのトレーを使って魚を焼いたとき、今までと同じように中火にしていたんですが少し焼きすぎてしまいました。特にトレーに当たる裏面の方が焼きすぎになるので、注意したほうがいいです。
使っている魚焼きグリルによって焼け方は違うと思うのですが、初めてトレーを使って焼く時は弱火で焼いてみることをおすすめします。
油をふき取る
3つ目は2回連続で使うときは必ず油をふき取ってから使うということです。特に油が多い魚を焼いた後は周りの溝に魚の油がたっぷりたまります。そのままの状態で使ってしまうと火災の原因になってしまうので、絶対にキッチンペパーなどでふき取るかトレーが冷めてから洗って使ってくださいね。
そして、2回目は自分が思った以上に早く魚がこげます。私はこれで何度か失敗をしているので、普段魚を焼く時間より短めに設定するのを忘れないようにしましょう。
デュアルプラスオーブントースタートレーは魚以外にも使える
デュアルプラスオーブントースタートレーを使うようになってから、魚焼きグリルを魚以外を焼くことにも使うようになりました。例えばキノコに塩をかけてグリルで焼くだけでフライパンで焼くより味が濃くておいしくなります。
あとは前の日に余ったフライやてんぷらを温めると、またサクッとしておいしく食べることができます。油がつくのはトレーだけで洗うのが簡単なので、こんな使い方も積極的にするようになりました。「魚の臭いがつかないかな?」って心配したんですが全く気にならないです。
まとめ
デュアルプラスオーブントースタートレーのおかげで、面倒な魚焼きグリルの掃除がかなり楽になりました。私は一度このトレーを使い始めてから手放せないほど気に入りました。
2つ目がダメになったらきっと3つ目も買ってしまうでしょうね。魚焼きグリル用のトレーってどうなのかなと迷っている人の参考になると嬉しいです。